秋の京都は

洛中 バス・タクシー動かず、紅葉名所は身動きとれず。

ひと人、人で埋め尽くされている京都を 友人連で”おとこ旅”してきました。宿はいつもの教育文化施設、ここでのザコ寝が楽しい。

この秋は雑踏さけて、御所・迎賓館と比叡山麓の坂本・日吉大社がメイン。迎賓館は日本の職人芸の粋を集めた調度品は一見の価値あり。なかで 残照をイメージした2面の大壁画(綴れ織)に圧倒されました。

(雑踏の京都駅から30分 日吉大社にそびえる大鳥居)

2千年の歴史を刻んだ日吉大社の平日(22日)は人影もまばら。参拝途中に社会科学習の地元中学生グループに出会う。男の子にいろいろ聞いてみるけど、答えてくれるのは全部女の子。女子中学生はメリハリ効いてすごく闊達。地域の歴史を実践的に学んでいる。そんな教育現場を垣間みることができました。

その日吉大社隣は滋賀院門跡の前庭。ここに芭蕉句碑が建立されていました。風化しかかった文字を友人連と拾ってみるに 「叡慮にて賑わふ民の庭かまど」。知らんなあ、と浅学恥じつつ、帰途後調べてみると 芭蕉尾張門人”越人”の駄作!とありました(じゃ なぜ芭蕉句碑に?真贋のほどは・・)

 

(日吉大社の黄葉と滋賀院・庭園は小堀遠州作 流れ落ちる滝が美しい)

京都(近江)はいつ出かけても、何か発見のある面白い処です。(HN)

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