音楽のない 映画「港町(牛窓)」を観る

暑いGWの前半です。

眩しい陽光のなか 暗くて小さな映画館、シネマ・クレールを訪れる。

 

(シネマ・クレール ロビーの掲示板 初日には想田監督も来岡とか)

タイトルは「港町」。瀬戸内は牛窓を舞台とした、モノクロームのドキュメント映画(想田和弘監督作品)で波のおと、足おとや人の声など自然音で構成され、いわゆる映画音楽は無し(さらにナレーションも)。海岸沿いの、この町に”生きる”人々を 坦々と追いかけていくカメラ、そのカメラ目線に浸ること2時間、「人が自然に生きる」意味、を教えてくれていたのかなア、とも。優しく、そしてしぶとく。

もう一度観なおす価値あり、の問題作(だと思う)でした。瀬戸内海人間、必見。

 

余韻に浸りたく北隣のレトロなカフェへ。ビルの名は”禁酒会館” カフェ裏庭から見る城壁・櫓は築城当時のままだそうです。(HN)

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