アンサンブル・クレイオの第3回定演

こころ洗われるバロックコンサートでした。

 

(この一両日 ちょっとした落ち込みの時間を過ごした後の出会いでしたので、殊に)

~数字の3にまつわる J.Sバッハの謎かけに迫る~ が今回の表題。

”3”の数を追っかけて聴き込んでいくプログラム立ては楽しく、終曲が”ブランデンブルグ協奏曲第3番”。11名の奏者と桜井茂氏の巧みな指揮による熱情的な演奏はまさに、18世紀の宮廷音楽会を彷彿とさせるが如きでした(ちなみに今晩の会場は、日本ナザレ教団 岡山教会)。

でも聴く側の興味は ブランデンブルグ一つ前の、”ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ト長調”。(ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバ、チェンバロ三重奏)

 

(左 演奏前 調弦しているところ 右 小林さん)

ヴァイオリン演奏は小林 佐和さん(マレットで一緒に活動しています)。小林さんの音色は「澄んでいて透明感のなかに深みが感じられて暖かい」。バッハの世俗的音楽は、”こんな形よ”といっているような安定感抜群の演奏表現で しみじみと今日も納得、でした。

(教会2階に設置されているパイプオルガンと演奏を聴く母子 この赤ちゃんは生後5ヵ月でのコンサートデビュー)

アンサンブル・クレイオ。次回の演奏会テーマは 何? 楽しみにしています。(HN)

 

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