再び”ノーモア・ミリタリーマーチ”
暑さだけ残して暦の上の8月が過ぎました。
ことしは戦争の昭和20年間と戦後80年のフシ目、「戦争」への関心が高まった熱い夏でしたね。
ふだんは平和視点で語られることの多い音楽文化ですが、戦争と向きあったとき音楽は?を強く問いただされた8月でした。
例えばNHK・Eテレの「音楽はかって”軍需品”だった」。
音楽が有する無限の可能性を悪用すれは、人々を戦争を鼓舞し大量殺戮に酔う狂気に駆り立てることが容易にできる。
音楽は、魂を揺さぶり癒す優美なもので、かつ怖い存在でもあるようです。
80年前、広島長崎に原爆投下、300万人の屍をもって終戦となった8月、音楽の有りようにも一石が投じられた猛暑の夏でもありました。(NH)