短歌と五行歌

今、若年世代に「短歌」が拡がってブームの兆しをみせているようです。時代やコロナ禍の閉塞感のなかでの自分探し、緩やかな心情表現をとおして自己確立を目指しているのかも知れません

では大人世代は?「和歌」という概念にとらわれず、優しい言葉で独自の世界を創りあげている「五行歌」。その五行歌練達のシニア世代、マレットパソコン生 Sさんにレッスン後、短歌・五行歌ってなに?と伺ってみました。

短歌はともかく五行歌は「形にとらわれず、自由に発想し自由につくる」「自分の考えを素直に表現する」「それを5行にまとめる、1行の言葉は短いほうがよい」。例えば、と即興でこんな歌を口ずさまれました。

「生かされて

生かして

生きる

この

人生」

何気ない日常ことばを重ね合わせて、自分の世界観を創造する若年世代の短歌とシニア世代の五行歌。「歌」にメロディがのれば音楽になり、さらに新しい世界が生まれます。

ソフトパワー(文化)の国、ニッポンに生まれ変わる兆しであってほしいな、と思いつつ Sさんの即興五行歌を反すうしました。 (NH)

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