充実感に満ちた入江さんのチャリティーコンサート

11月30日 午後のオルガホール。

第4回目を迎えた、ヴァイオリニスト・入江洋文さんとピアノ・西牧尚子さんによる東日本大震災・被災者支援のためのチャリティーコンサートが催されました。

エルガーの「朝の歌」に始まって「夕べの歌」で終わる入江さんの流麗な調べは魅惑に満ちて、200名の聴衆を酔わせました。

これほどの素敵なアーティストが岡山に在住され活躍されること、そして一市民としてその音楽を共有できる幸せを感じた ひと時でもありました。

ピアノ伴奏が、抑えながらも良く響いてとても心地よかった。

で、あと調律担当の安藤さんに聞いたら「朝からこのピアノご機嫌よかった、でもやっぱり西牧さんのウデだよね」。ちょっとデッドなこのホールで、こんなに満ち足りたコンサートに出あえるのも、演奏者とピアノのお医者さんとの息の合った組み合わせのお蔭ですね。

プログラムの真ん中は、1部 ブラームス・グリーグ・シューマンのソナタ。2部はオペラやミュージカルの名曲の数々でした。アンコールはレオン・クラインの「子守歌」。チャリティにふさわしい締めくくりで、さすが 入江さん!と大拍手です。

第5回の来年企画が楽しみです。                       (H N)

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