ベルリンフィル元コンマス安永徹さん

ヴァイオリン講師の田中郁也です。

木曜日から早島のゆるびの舎でリハーサルでした。

カラヤン時代のベルリンフィルコンサートマスター。神様みたいな方との2日間のリハーサルが終わり3日目のリハーサルを迎えた今朝、台風のため日曜日の本番は中止と連絡が入りました。皆ショック。

でも2日間のリハーサルで得たものはとても大きいし、来年度また同じメンバーで演奏会をしようという話になったのでまた安永さんに会える。一流の奏者との共演は発見と感動に溢れていて、自分が抑えていたもの、眠っていたものをどんどん引き出されるようでした。

弓使い、指使い。音程の取り方、楽譜の解釈の仕方。センス、知識、技術。体のメンテナンス、音楽に対する向き合い方、人間性等。詳しい内容はここに書くのではなく、自分が消化して演奏、指導に沢山活かせるようにします。

他の思い出は

プログラムの中で一番難曲だったヴォルフ作曲のイタリアンセレナーデ。難しい曲だけど僕は好きでなのでノリノリで弾いていると隣の席の京都から来られたヴァイオリニストにめっちゃ上手いな~と言われさらにノリノリになった。

同じセクションのヴァイオリニストに「いつも艶やかな音、私の理想の音。いつも岡フィルとか仕事場で一緒になって時に練習している音を聴いて刺激もらうわ~」と言ってもらえて、嬉しかったのと、どんな時も聴かれていると思い常に美しい音を求めて気を引き締めようと思った。

昨日「若いメンバーで飲もうよ。」と誘ってもらったのに「練習したいからごめん。」と断った。今日「田中君が昨日来んかったからこうなったんちゃう?」と言われ昨日盛り上がったという手相を見てもらった。

やりたい事が出来ているよ(ヴァイオリンだ)

金運はわりと良いみたい(本当か?)

モテモテ線がいっぱいあるじゃん(本当か?)

生命線は長生きだけど一回消えてるから気になります…(え?)

 

それから安永さんの「ベルリンフィルのコンマスになれたのは運が良かったから」という言葉の謙虚さと意味。

という事で、今日の午後と明日は予定がなくなった。久しぶりの休み。たっぷり練習しよう。

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